「京都で住めないようにしたろか」と脅されたけど住めてる話

なんちゅうタイトルや!

と自分でも思ったけど、実際に私が言われた話(笑)

なぜこの話をしたかというと、先日私の大好きなTikTokerのお悩み相談ライブ配信のとき、とある飲食店店長の男性がこんな相談しておられました。

「私は飲食店の店長だが、社長がタイムカードの出勤だけ押させて退勤を押させてくれず(サービス残業をさせるために)、休日も返上でクレーム対応させられてうつになった。診断を受けて病院からも休めと言われたのに3日しか休ませてもらえず、家族もいるからお給料もらわないといけないし、なんとか出勤している」

かなり切羽詰まった話でしょ?

客観的に聞けば、法律違反だし労基が飛んでくる話やん、と思うんだけど、本人としては

「バレたら仕事を失う」「もっと大変なことになる」という恐怖が襲うんだろうなと。

いじめられっ子が先生や家族に言えないのと同じ。

正に私の「京都に住めないようにしたる」事件の最中は同じ心境だったなと思って、このタイトルにしました。

 

ここからは私の話。

昔雇われていたところで、パワハラ・モラハラが酷すぎたことがありまして。

怒鳴られる、机をたたいて発狂されることはしょっちゅう。 毎日息もできないほど胸が苦しく、泣き暮らす日々。

ギリギリの生活だったけど、恩を感じて(今から思ったら私が言いくるめられてただけ)家族も養わないといけないため我慢してたのですが、

完全にうつ状態になっちゃって、結果母を心配させたまま亡くしてしまったことを機に、やっとのことでやめることを決断したんです。

そこまでにいっぱい犠牲もあったし、失ったものだらけだったから、ここで辞めたら、失ったものすら無駄になるんじゃないかと怖かったけど、メンタル崩壊だったため辞めることを伝えたら、案の定

「辞めて京都に住めると思ってるんか!」

と発狂!今時こんなん言う人いるんや(笑)とかなりオモローやったけど。

人間というものは、自分から離れていく人をつなぎとめるために、こういった発言をする場合があります。。。

DV旦那と離婚するときも同じでした。

離れられる=裏切られたと感じてしまう=憎しみと不安と孤独

この恐怖からとんでもないことを言い放ってしまう。

自分は悪くない

悪いのは全部相手

と、子どものころからお金の力でちやほやされたり、過剰にまもられてきた、そんな感覚で育った人に、この感情は「あるある」です。

 

こういう肝っ玉の小さい暴力をふるう人たちは、自分の小さいテリトリーがあります。

そのテリトリーから逃げ出そうとする人は全力で襲い掛かってきますが、一旦出てしまえば諦めることはできる生き物だそうです。

これは私が長年通ったDVカウンセリングの先生がおっしゃっていました。

あのTikTokライブを聴いていて、その相談者さんに伝えたかったこと。

それは、

ワタシ、未だに京都に住めてるってこと(笑)

 

その後、自分が強くなるために、人脈や知識も増やす努力をしました。

 

知識を得ると強くなれる。

人脈を増やすと、考え方の範囲が広がる。

仕事を辞めたって、心のある人間なら、たとえ仕事のジャンルが変わったって家族を守ることができる。

 

私がもしあのままあの空間から逃げていなければ、あのTikTokも聞けなかったし、このブログを書くこともできなかった。

 

あの相談者さんが、そこから逃げることが負けではないことに気づき

新しいスタイルで一歩を踏みだされるといいな。

 

ワタシも今、人生の岐路に立っており、なかなかのサバイバルな毎日を過ごしておりますが

このブログを読んで、一歩踏み出そうを思ってくださった方と共に、また一歩強くなろうね!!!